整体師の仕事場と家族四人のための三階建ての住まいです。 一階には淡い色彩に彩られたタイル敷きの大きな土間を持つ整骨院があります。 この土間は、ご主人が営む整骨院の待合スペースでありながら、上階で暮らす家族のための玄関でもあり 時には奥さんが手作りお菓子をふるまうカフェにもなる、街に開かれた空間です。 二階には個室を設け、三階には富士山や南アルプスを眺めるための折り上げ屋根と窓を持つリビングがあります。 タイルと木の温もりで包まれた空間は街に溢れ出し、住まいと程よく距離を保ちながら ここにしかない整骨院と暮らしの物語を紡いでいます。