建築業界では模型を作る人が少なくなったと聞きますが
青木設計事務所では、いまだに建築模型で空間の検討を重ねています。
事務所内には溢れるほど、模型があります。
もちろんCGも作成しますが、どちらかといえばアナログな方なんだと思います。
そういえばビートたけし原作で「アナログ」という映画がありまして
映画の中でも主人公の建築士(二宮くん)が模型制作をしていました。。。
アナログな人間として。。。
時に少し曲がったりしながら、自分の手でイメージを形作る模型には、
愛嬌があります。まるで、生きているように。
綺麗で計算されたものよりも、自由度があって自分らしいもの。
建築模型にはそのイマジネーションがあります。
そこには小さな世界があって
生活を想像することができます。
子供の頃にミニチュア遊びで感じたワクワク感を
大人になっても感じられるのです。
それも、1/1で実際の建築になる時に、そのワクワクを超えてくる。
そのワクワクを、設計士も、施主も、共有すること
同じビジョンを見て楽しむこと
僕たちが目指す家づくりには、一番大切なことだと思っています。