
2026年度の省エネ性能の申請と補助金の講習を受けてきました。
青木設計事務所では長期優良住宅以上を標準としてきたので、申請上の影響はほとんどありませんが
近年、構造と断熱気密が最重要項目とされているのを改めて感じました。
うちの建物の構造は耐震等級3を標準として、
世界に2つとない空間を、構造設計士による柔軟な構造設計によって共につくりあげています。
高橋俊也構造建築研究所さん、正木構造研究所さん、諏訪部建築事務所構造研究室さん
皆さんのお力を借りて行う構造設計には自信があります。
そして断熱の部分
これまで断熱等級は5〜6を標準としていましたが、
最近の建主の要望は断熱等級7も要望に上がるようになりました。
一般的に設計事務所のつくる家は窓が大きくて寒そうと言われがちですが、
かくして青木設計事務所の住宅も窓は大きめで、木製サッシもよく使います。
木製サッシの木自体の断熱性は高いものの、気密を保つのは難しいところがあるのは事実です。
断熱性気密性を高めることは、言ってみたら居心地をつくるためのもので
居心地は、暑さ寒さ含めて、景色や視線の抜け、素材、ディテールなど、
総合的な設計によって得られるものです。
静岡の暖かな気候ではトリプルサッシや付加断熱はオーバースペックなところもありますが、
夏涼しくて冬暖かい家に越したことないですものね。
環境的な視点でエネルギー消費も無視できないし、実際に月々の光熱費ランニングコストにも関わってきます。
GX志向型住宅に大きな補助金が隔てられ、注目が集まっているのも頷けます。
独自の空間性を大事に、予算とのバランスをとりながら、いかにして満足できる住まいをつくれるか。
何十年と住むマイホームを、ずっと良いと思ってもらえるような家づくりとはどのようなものか。
正解は無いものの、時代とともに価値観のアップデートをしつつ
日々これからのプロジェクトでも考え続けていきます。
良介